
WordPressでサイトマップを作成する方法が知りたい!
こんなお悩みを解決します。
✅本記事の内容
・サイトマップとは?
・サイトマップ作成プラグイン
・WordPressのサイトマップ導入方法

この記事を書いている私は、もと海の技術者です。いまは自然豊かな田舎で暮らしながらブログを書いています。
今回のテーマは、WordPressブログでサイトマップを作成する方法です。
サイトマップとは、サイト内のページリンクをまとめたもので、以下の2種類があります。
- 読者向けのHTML形式サイトマップ
- 検索エンジン向けのXML形式サイトマップ
本記事ではHTML形式とXML形式サイトマップの違いと、それぞれの作成方法についてご紹介していきます。
特に検索エンジン向けのサイトマップにはSEO効果もあるので、最後までご覧になってみてください。
※これからWordPressを始めたいという方は「WordPressブログの始め方」←この記事をご参考になさってください。
サイトマップとは?

サイトマップとは、SEOや読者のユーザービリティ向上に役立つページリンク一覧です。
読者さんのサイト利便性が向上するだけでなく、検索エンジンがサイト内をクロールしやすくなる効果があります。
もう少し詳しく、2種類あるサイトマップについて順にお話していきます。
※Googleのサイトマップについての公式説明は「サイトマップの作成と送信」をどうぞ。
2種類のサイトマップ
WordPressサイトマップには2種類あります。
- XMLサイトマップ:検索エンジン向け
- HTMLサイトマップ:読者向け
XMLサイトマップは、Googleなどの検索エンジン向け。HTMLサイトマップは、読者向けのサイトマップです。
①XMLサイトマップ:検索エンジン向け
XMLサイトマップは、WordPressの集客を考えているなら絶対に設置しておきたいサイトマップです。
というのも、検索エンジン(Googleロボット/クローラー/スパイダー)にサイト内コンテンツを認識してもらう役割があるからです。
検索エンジンの仕組みはリンク経由でサイトをクロールしコンテンツ情報収集してから、データベースにインデックスします。
このため、XMLサイトマップを作成しておくと下記のメリットがあります。
- 新規ページのクロールが早まりやすい
- 未クロールページが認識される
サイト内がクロールされやすくなることによりSEO効果があります。
②HTMLサイトマップ:読者向け
HTMLサイトマップを作成すると、読者のユーザービリティ向上につながります。
なぜなら、サイトコンテンツ全体が下記のように「一覧」のかたちで表示されるため、探しているページを探しやすくなるからです。

サイトに存在する各ページにはリンクで繋がっているため、ユーザーが簡単に目的のページに飛ぶことができます。
船における海図や登山のためのマップのような役割です。
それぞれ検索エンジンSEO対策、ユーザーの利便性向上に役立つ重要なサイトマップとなります。
サイトマップ作成プラグイン

WordPressのサイトマップは、下記プラグインで作成できます。
- XMLサイトマップ:Google XML Sitemaps
- HTMLサイトマップ:PS Auto Sitemap
どちらも知名度の高く利用者の多いプラグインです。
XMLサイトマップ作成プラグイン
Google XML Sitemapsは、XMLサイトマップ作成のプラグインで、初心者はこちらを使っておけば間違いありません。
というのも、プラグインをインストールし有効化するだけで、WordPressのXMLサイトマップ作成が完了できるからですね。
他のプラグインでは、初期設定のままではサイトマップを出力しないものもあるのでシンプル簡単です。
もし下記のSEO対策プラグイン導入も考えているなら、下記プラグインでXMLサイトマップ自動作成が可能です。そのばあいは下記プラグインでXMLサイトマップを設置すればOKです。
Google XML Sitemapの使い方はのちほどご紹介していきます。
HTMLサイトマップ作成プラグイン
PS Auto Sitemap は、HTMLサイトマップ作成のプラグイン。こちらも定番プラグインです。
次のような使いやすさがあります。
- 日本語対応
- 記事作成すると自動でHTMLサイトマップ更新してくれる
最終更新が6年前となっていますが、当サイトでは問題なく利用できています。
WordPressのサイトマップ導入方法

次にサイトマップの作り方を見ていきます。
XMLサイトマップ、HTMLサイトマップの順に解説していきます。
1:XMLサイトマップ導入
XMLサイトマップ(検索エンジン向け)導入は次の2ステップです。
- Google XML Sitemap有効化
- サーチコンソールに登録
STEP1:Google XML Sitemap有効化
- Google XML Sitemapsをインストールして有効化しましょう。
- 有効化したら「設定」→「XML-Sitemap」に進み、基本設定をしていきます。
- 「基本的な設定」の「HTML形式でのサイトマップを含める」に初期設定でついているチェックマークを外します(XML形式で送信するため)。
以上でXMLサイトマップ作成は完了です。
STEP2:サーチコンソールへのサイトマップ登録
- 作成したサイトマップは、サーチコンソールに登録します。
- 左側メニュー「サイトマップ」に進みましょう。
- 「新しいサイトマップの追加」欄に、sitemap.xmlを追加し「送信」をクリックします。
以上でXMLサイトマップ作成&登録完了です。
※サーチコンソール登録がまだの方は、下記ページで詳しく登録の方法をご紹介しています。
WordPressブログのサーチコンソール設定方法を知りたい。 こんなお悩みに応えます。 ✅本記事の内容・Googleサーチコンソールとは・サーチコンソールの設定手順・サーチコンソール活用方法 サーチコンソールはGoog …
2:HTMLサイトマップ導入
HTMLサイトマップ(読者向け)は次の3ステップです。
- PS Auto Sitemap有効化
- サイトマップの固定ページ作成
- PS Auto Sitemapの設定
- WordPressナビゲーションメニュー設定
STEP1:PS Auto Sitemap有効化
PS Auto Sitemap をインストールし、有効化します。
STEP2:サイトマップの固定ページ作成
- WordPressの左メニュー「固定ページ」→「新規追加」の順にクリックして固定ページ作成。
- 「コードエディタ―モード」で<!– SITEMAP CONTENT REPLACE POINT –>とコンテンツ入力欄に貼り付けましょう。
- 入力完了したら固定ページを「公開」し、ブラウザに表示される下記の赤枠個所の数字をメモします。

上の数字がないとPS Auto Sitemapは利用できないので要メモです。
STEP3:PS Auto Sitemapの設定
下記のとおりセットアップします。先ほどメモした数字を赤枠内に記入しましょう。

※「スタイルの変更」は『シンプル2』以外でもOK。お好みのデザインを選択してみてください。
以上でプラグインの設定は終わりです。
STEP4:WordPressナビゲーションメニュー設定
ここまで設定が完了したら、サイトマップの固定ページをグローバルナビゲーションに表示させましょう。
サイトマップページへの動線を作ると読者のユーザービリティが向上につながります。
※ナビゲーションメニュー設定方法については外部サイト「WordPressのナビゲーションメニューを設定する方法」を参照ください。
サイトマップ作成&WordPressへの導入はお早めに
サイトマップ作成方法について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
本記事の内容は下記のとおりでした。
- サイトマップとはページリンク一覧のこと
- 読者向けと検索エンジン向けの2種類がある
- WordPressに導入する方法
読者さんと検索エンジンにとってフレンドリーなWebサイトを目指しましょう。