
メタディスクリプションって何で重要なの?書き方は?
こんなお悩みを解決します。
✅本記事の内容
・メタディスクリプションとは
・クリック率を上げる書き方や文字数
・WordPress設定方法

この記事を書いている自分は、もと海の技術者です。
自然豊かな田舎で暮らしながらブログを書いています。
メタディスクリプションの書き方を理解することにより、タイトルのクリック率アップとSEO効果が期待できます。
この記事ではメタディスクリプションの基本から実際の書き方まで理解できますので、じっくりご覧になってみてください。
メタディスクリプション(meta description)とは?

メタディスクリプションとは、Webページのコンテンツ内容の概要を書いたテキスト情報のことです。
例として、GoogleのWeb検索で「グーグル」を検索すると、
下で赤枠で囲まれている個所が『メタディスクリプション』にあたります。


SEO対策に重要なタグの一つで、別名「スニペット」ともいいます。
メタディスクリプションは書いていなくても、Googleが自動的に検索クエリと関連性の高い文字(文章)を検出して表示してくれます。
ただし想定していたのと違う文言がGoogleによって自動的に表示されることもあるため、自分でメタディスクリプションを設置しておく方が無難です。
このメタディスクリプションをユーザーは読むことで、検索意図の情報が載っているかを判断することができます。
メタディスクリプションの役割
メタディスクリプションタグの主な役割は次の2つです。
- 読者に記事の概要(要約)を伝える
- 検索エンジンに記事概要を伝える
順に見ていきます。
読者に記事の概要(要約)を伝える
明快なメタディスクリプションにすることにより、読者さんからのクリック率(CTR)が高くなります。
なぜなら、検索結果の画面でクリックするためにタイトルの次に大事なのがメタディスクリプションの要約文だからです。
実際に「User behavior in SERPs. Eye tracking study July 2010」という記事によるとタイトルよりもメタディスクリプションが長く見られているという結果になっています。
タイトル名とコンテンツ内容との整合性がとれた要約、かつユーザーが思わずクリックしてしまうような魅力的な文章を設定するようにしましょう。
検索エンジンに記事概要を伝える
記事タイトル(H1見出し)に入っていないワードでも、メタディスクリプションに記述しておくと検索に引っかかる可能性があります。
メタディスクリプションにも上位表示したいキーワードは必ず入れるようにしましょう。

読者さんのクリック率が上がり、検索にひっかかる可能性が高まることにより、結果としてユーザーの流入数が増えて、検索エンジンの評価が上がる間接的なSEO効果も見込めます。
次にメタディスクリプションの書き方についてご紹介していきます。
メタディスクリプションの書き方

メタディスクリプションを正しく書くポイントは次の4つです。
- 文字数は120字以内
- 記事の内容と整合性をとって書く
- SEOキーワードを盛り込む
- 関連キーワードを盛り込む
メタディスクリプションの文字数
メタディスクリプションの文字数は約120文字程度で簡潔に書きましょう。
なぜなら、検索結果を調べるとPC(パソコン)では120字前後しかメタディスクリプションが表示されるないからです。

一方で、スマートフォンだと90文字前後までの表示です。この文字数を超えると「…」と表示されて省略されてしまいます。
重要な文言は90文字より前に記載することによりスマホでもPCでも、文字が途切れないようにすることができます。
メタディスクリプションは記事内容と整合性をとって書く
メタディスクリプションには書いている記事の内容を誇張も説明不足もないように書きましょう。
なぜなら、メタディスクリプションの記述と記事内容の隔たりが大きいと、読者さんからの低評価につながり直帰率が高くなってしまうからです。
記事内容は書いた本人がいちばん把握しているはずなので、記事の全体像が伝えられる文章を考えましょう。
SEOキーワードを盛り込む
メタディスクリプションには各記事のSEOキーワードを入れましょう。
理由は、SEOキーワードを入れると検索結果に「太文字」で表示されることためクリック率を高めることができるからです。
注意点として、同じメタディスクリプションで複数記事をページを作成すると、検索エンジンからの評価が下がると言われています。
1記事ごとに検索意図を考慮した1キーワードを設定することで、メタディスクリプションの重複を避けましょう。
メタディスクリプションに関連キーワードを盛り込む
SEOキーワードに関連するキーワードも必ずメタディスクリプションにいれましょう。
タイトルでは引っかからない関連ワードをメタディスクリプションに含めておくことにより、検索に引っかかる可能性があるからです。
関連キーワードぜひ実践してみてください。関連キーワード取得ツール(ラッコキーワード)という無料ツールで調べることが可能です。
メタディスクリプションの注意点

meta descriptionを設定する上で注意点が3つあります。
- 同じメタディスクリプションを全ページに設定しない
- キーワードを詰め込みすぎない
- headタグ内に記述する
全ページに重複メタディスクリプション設定しない
全てのページが同じメタディスクリプションとならないように、注意しましょう。
なぜなら、SEO的に良くないと言われているからです。
実際、Googleサーチコンソールにも「HTMLの改善」という重複したdescriptionを調べる機能があるくらいです。
検索結果に表示されているページが複数の場合、必ず個別のスニペット設定にしていきましょう。
キーワードを詰め込みすぎない
キーワードや共起後をスニペットに不自然に盛り込むのはやめましょう。
なぜなら、クリック率がさがってしまうからです。
メタディスクリプションはスマホなどのモバイルで見ることも想定して50文字以内に重要な用語を記載していきましょう(パソコンの場合の表示文字数は120文字以内)。
headタグ内に記述する
必ずHTMLのHeaddタグ内に記述するようにしましょう。
そうでないと検索結果にdescriptionが正しく表示されない可能性があるためです。
もしhead内への記述が不安な場合は、次に紹介するWordPressプラグインを使うとコードに直接手を加えることなくメタディスクリプションの設定ができ安心です。
メタディスクリプションのWordPress設定

メタディスクリプションタグのWordPress設定として、次の2つの方法を解説していきます。
- All in one SEOプラグインを使用して設定
- Yoast SEOプラグインを使用して設定
順に見ていきます。
All in one SEOプラグインを使用して設定
All in one SEO Packというプラグインを使うことによって、各記事の投稿画面においてメタディスクリプションを設定できるようになり簡単です。
下の赤枠で囲った部分にメタディスクリプションに設定しいテキストを入力すればOKです。

Yoast SEOプラグインを使用して設定
Yoast SEOというプラグインでも、各記事の投稿画面においてメタディスクリプションを設定できます。
下の赤枠で囲った部分にメタディスクリプションに設定したいテキストを入力すれば完了です。


ただし、Yoast SEOプラグインは日本語対応がどんどん進んでいる状態です。
メタディスクリプションまとめ
メタディスクリプションについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
GoogleはメタディスクリプションをSEOのランキング要素には含めていませんが、メタディスクリプションの書き方を理解することにより、読者さんによるタイトルのクリック率アップによる間接的なSEO効果が期待できます。
このためもあって、重要なのは「検索エンジンのため」でなく「ユーザーの利便性のため」にメタディスクリプション設定することです。
今回の内容を再掲しておきますので、クリック率が上がりアクセスアップするメタディスクリプションを設定していきましょう。
- 読者に記事の概要(要約)を伝える
- 検索エンジンに記事概要を伝える
- 文字数は120字以内
- 記事の内容と整合性をとって書く
- SEOキーワードを盛り込む
- 関連キーワードを盛り込む
ご参考になさってください。
他のメタタグについては下の記事にまとめてありますので、合わせてご覧ください。
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