
SEO内部対策とは何?
SEO対策は、具体的に何をすればいいの?
こんなお悩みを解決できる記事となっています。
✅本記事の内容
・SEO内部対策とは?
・インデックス最適化
・クローラー最適化

この記事を書いている私は、もと船乗りです。陸からリモートで海の仕事をしながらブログを書いています。
それでは、さっそくSEO内部対策について解説していきます。
SEO内部対策とは?

SEO内部対策とは、SEOの大きな3つの対策のうちの1つで、ブロガー自身で管理することのできる対策です。
やるべきことは2つだけです。
SEO内部対策やるべきことは2つ
「SEO内部対策」は次の2つです。「インデックスの最適化」と「クローラの最適化」です。
それらを施すことにより、Googleから適切に評価されるブログ記事になります。
- インデックスの最適化:Googleから適切に評価されるブログ記事構造にする
- クローラーの最適化:クロールされやすいブログ記事構造にする

インデックスの最適化、クローラー最適化の順にみていきます。
SEO内部対策【インデックス最適化】

最初に説明するのはインデックス最適化です。
インデックス最適化は、Googleからブログ記事を正しく評価してもらうためのSEO内部対策その1です。
インデックス最適化
では、まずはインデックス最適化の方法を7つご紹介していきます。
- SEOキーワードは1つに絞る
- タイトル最適化
- 見出しタグ(h1~6)最適化
- メタディスクリプション最適化
- noindex最適化
- 画像の最適化
SEOキーワードは1つに絞る
ブログ記事を書く時はSEOキーワードは1記事1つに絞ります。
なぜなら1つの記事にキーワードをいくつも盛り込むと、記事の主張が一貫せず、Googleにも読者にも記事の内容が伝わりにくくなるからです。
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タイトル最適化
なるべく先頭にキーワードを入れるようにしましょう。文字数はスマホにおける表示も考えて30字前後の記述とします。
Googleに評価されやすいタイトルでないと、そもそも「検索結果」に表示されることすらないです。
タイトルの最適化も、検索上位にブログを表示させるための重要なSEO内部対策です。

スマホの仕様はよく変更になるので、実際にチェックしてみてくださいね。
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見出しタグ(h1~6)最適化
h1は各記事に1つ。h2にはキーワードを含めます。h3にも少しキーワードを含めておきます。またh2の次はh3、h3の次はh4というように階層順を守るようにします。
「見出し」にも手を抜かないブログ記事が検索上位に表示されていることが多いため、気にしていきましょう(という私も手直し中です)。
見出しの最適化も「Googleに記事内容を正しく伝える」ために重要です。
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メタディスクリプション最適化
メタディスクリプション(meta description)は長すぎると後半が省略されてしまうため、120文字前後に分かりやすくまとめます。スマホを考慮して重要な説明文は前半にまとめておくのがオススメです。
メタディスクリプションタグを設定すると、検索結果の記事タイトル下にその文章が表示されます。
正しくメタディスクリプションを書くことにより、ブログ記事が検索欄に表示された際のクリック率を高めることができます。
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noindex最適化
noindexは「ある記事をインデックスさせたくない」時に使用します。
質の低い記事をインデックスから削除することで、ブログの価値を上げることができます。

私のブログは、海の記事から書き始めて、SEOに移ってきたため、海記事にはnoindexしています。
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画像の最適化

近年ではGoogleのAI(人工知能)が画像を認識しているといわれています。このためブログの内容に関係のある写真を、可能であれば使う方がいいです。
また画像のaltには、キーワードの詰込みではなく、正しく画像の内容をクローラーに読み取ってもらうための簡潔なテキストを入力します。
音声ブラウザで再生されていても不自然にならないようなテキストの設置が重要です。
ユーザービリティを高める
Google自身がモバイル検索においてはスピードが大切と宣言しているため画像容量の最適化も考慮しておく必要があります。
検索ユーザーはできるだけ早く質問に対する回答を見つけたいと考えています。研究(英語)では、ユーザーはページの読み込み速度を非常に気にかけていることがわかっています。 読み込み速度はこれまでもランキング シグナルとして使用されていましたが、それはデスクトップ検索を対象としていました。 そこで 2018 年 7 月よりページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素として使用することを本日みなさんにお伝えしたいと思います。
ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します
画像を記事に貼り付ける時には、イラストなどはgif、写真などはjpgと使い分け、さらに透過画像の場合はpngを考慮することで画像用量を少なくすることができますよ。
1つ1つ対応するのが、大変な場合は、EWWW Image Optimizerというプラグインで画像のファイルサイズを一括圧縮することも可能です。このプラグインでは次世代配信フォーマットWebpも対応しています。

画像最適化以外のページ読み込み速度改善の方法としては、次の方法があります。
・高機能サーバーを使う。
・CSSを外部化する。
・Javascriptを最適化する。
・CDN(コンテンツデリバリネットワーク)を使う。プラグインjetpackなど。
・キャッシュ系プラグインWP Super Cacheなどを使う。
SEO内部対策【クローラー最適化】

次はクローラー最適化について解説していきます。
クローラーとはGoogle の検索エンジンが「インデックスに追加する」「新しいページや更新されたページを検出する」プロセスを指します。ただし必ず全てのページを巡回するとは限りません。
そのため、限りあるクロールの機会を重要ページへと優先させる内部対策が大切です。
インデックスさせる必要のないページへのクロールをブロックするなどの制御を行ってクローラビリティを最適化します。


クローラーの最適化には次の2つがあります。
- ブログサイトをクローラーが訪れやすくする
- ブログサイトをクローラーが巡回しやすいようにする
クローラーが訪れやすくなる仕掛け
クローラに訪れてもらうのが最も大切です。なぜならクローラーが訪れないと、そもそも検索にも出てこないからです。
クローラーに訪れてもらう工夫としては以下があります。
- URL検査ツール(旧Fetch as Google)を利用してクローラーを呼ぶ
URL検査ツール(旧Fetch as Google)を利用してクローラーを呼ぶ
新サーチコンソールのURL検査ツールを使うことでクローラーを呼ぶことができます。
まだURL検査ツールを使ったことが無い場合は、次の記事に使い方をまとめてあります。
新サーチコンソールURL検査ツール(旧Fetch as Google)の使い方が知りたい。そもそもFetch as Googleとは? こういったお悩みを解決します。 ✅本記事の内容・URL検査ツール(旧Fetch as …
クローラーが巡回しやすくなる仕掛け
クローラーが巡回しやすい工夫も大切です。
クローラーがブログサイトを訪れると、内部リンクをたどってあらゆる記事を巡回してくれます。
もし「巡回しにくいサイト構造』」になっているとクローラーが上手に巡回してくれないため、この対処法についてご紹介していきます。
- 内部リンクと外部リンクを使いこなす
- 良質な記事を書くことでリンクをもらう
- サイト構造は3層までにする
- パンくずリストの設定
- ページネーションは数字で設定する
- クロールバジェットを意識する
内部リンクと外部リンクを使いこなす
クローラーはインターネット上のリンクを通じてあなたのブログサイトを訪れ巡回します。このため内部リンクと外部リンクを貼っておく必要があります。
内部リンクは関連性の高い記事を繋いでいきます。とくに順位を上げたいページに関連する複数のページを作り、そこから内部リンクを集めるという対策が大切です。
内部リンクと外部リンクの使い方については、次の記事にまとめています。
リンクタグとは?リンクタグを画像に貼る方法は?別窓で開くリンクタグ作成の方法は? こんな疑問を解決します。 ✅本記事の内容・リンクタグとは?・画像にリンクを貼る方法・テキストにリンクを貼る方法・別窓でリンクを開く方法・内 …
良質な記事を書くことでリンクをもらう
良質な記事を書くことにより、他サイトにおいて引用、紹介されるようになるとリンクを貼ってもらえます。
このリンクを貼ってもらえると、他サイトからクローラーがあなたのブログサイトを訪れるようになります。

コンテンツの質を高めることは全てのSEOに良い影響を及ぼすのでこれが実は一番大切です。
サイト構造は3層までにする

上の画像のようにサイト構造を3段構造がオススメです。なぜならそれ以上の多層構造になると、クローラーの巡回度が下がるためです。
パンくずリストの設定

赤枠で囲まれた部分がパンくずリストです。パンくずリストを設置することにより、クローラーの巡回度が高まります。パンくずリストも内部リンクの1つです。
ページネーションは数字で設定する

上の赤枠で囲まれた部分がページネーションです。
数字に設定することにより、クローラーはサイト構造などを理解しやすくなり巡回度が上がるといわれています。
クロールバジェットを意識する
1つのサイトに与えられているクロール量には上限値があります。
そのクロールバジェットを無駄遣いせず有効活用するためにも、リンクエラーや重複コンテンツ、低品質な記事を減らしていきましょう。
まとめ:SEO内部対策とは

SEOとは上の画像のように「コンテンツSEO」、「SEO内部対策」、「SEO外部対策」に分かれています。今回は『SEO内部対策で行うべき全項目』を解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
SEO内部対策を行わないと、ブログ記事やブログのWebサイトが適切にGoogleから評価されず、検索順位が低い順位で評価される可能性が高まってしまいます。

ブログ記事の内部対策に、少しでもお役にな手れば幸いです。
今回の内容は下記のとおりでした。
- SEOキーワードは1つに絞る
- タイトル最適化
- 見出しタグ(h1~6)最適化
- メタディスクリプション最適化
- noindex最適化
- 画像の最適化
- URL検査ツール(旧Fetch as Google)を利用してクローラーを呼ぶ
- 内部リンクと外部リンクを使いこなす
- 良質な記事を書くことでリンクをもらう
- サイト構造は3層までにする
- パンくずリストの設定
- ページネーションは数字で設定する
- クロールバジェットを意識する
ご参考になさってください。
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