見出しタグとは?hタグの正しい7つの使い方【SEO】

見出しタグとは何?見出しタグの使い方に注意点はあるの?

こういった疑問を解決する記事となっています。

本記事の内容
・見出しタグとは?
・見出しタグのユーザービリティ効果
・見出しタグのSEO効果

イルカ

この記事を書いている私は、フリーランスの海洋技術者です。いまは自然豊かな田舎で暮らしながらブログを書いています。

見出しタグを正しく使うことにより、ユーザーとGoogleの両方から評価されるブログ記事になっていきます。

見出しタグの最適化はスグに対策できるSEOです。初心者でも対策しやすいSEOのため、最後までじっくり読みすすめて早速対応してみましょう。

見出しタグとは?

見出しタグとは「読者とGoogle検索エンジンの双方にブログ記事内容を正しく伝える役目を担っている重要な技術」です。このため正しく設定する必要があります。

この記事を例にとると、下の画像において赤枠で囲まれているところが見出しタグです。

HTMLコードの例

HTMLでは左下のようにコードを書くことで見出しの文字の大きさが右のように変わってきます。

HTMLコード
<h1>1番大きい見出し</h1>
<h2>2番目に大きい見出し</h2>
<h3>3番目に大きい見出し</h3>
<h4>4番目に大きい見出し</h4>
<h5>5番目に大きい見出し</h5>
<h6>6番目に大きい見出し</h6>

見出しタグのメリット

「見出しタグ」のメリットには下記の2つがあります。

見出しタグのメリット2つ
  • 読者が記事を読みやすい(ユーザービリティ効果)
  • Googleが記事を評価しやすい(SEO効果)

順にみていきます。

見出しタグの3つのユーザービリティ効果

見出しタグのユーザービリティ効果として、その有無によるブログ記事の見やすさへの影響があります。

例として下の画像を見てみてください。

【見出しタグが無い場合】

【見出しタグがある場合】

見出しタグがある下側の方が断然に読みやすいことが分かるかと思います。

イルカ

ちなみにh1タグ、h2タグ、h3タグの順に、見出し文字サイズは小さくなっていきます。

見出しタグのユーザービリティを高める3つの方法

見出しタグを正しく使うことにより読者さんがコンテンツを読みやすくなり、サイトの評価を高めることができます。

ここでは、ブログ記事を読みやすくなる見出しタグの書き方を3つご紹介します。

読みやすい見出しの書き方
  • 見出しのみで内容を伝えること
  • 文末を名詞にすること
  • 見出しに数字を含ませること

①:見出しのみで内容を伝えること

読者さんが見出しを見ただけで、文章の内容が分かるようにします。

読者さんの中には、最初に記事にアクセスしたときに一度ページを「サッと」一番下までスクロールしながら内容把握する人も少なくありません。

そういった読者さんにも、見出しだけで内容が把握できると、読者のユーザービリティを上げることができます。

②:文末を名詞にすること

見出しの文末は名詞で終わりましょう。なぜなら名詞で終わったほうが文章が短くなって読みやすいからです。

見出しが長すぎると、「サッと」読み流しをする読者さんの目にとまる可能性が下がります。

可能な範囲で簡潔な見出しにしていきましょう!

③:見出しに数字を混ぜること

見出しにはなるべく数字をまぜましょう。

なぜなら、読者さんがより具体的に文章の内容をイメージできるとともに、人間は数字に目がとまるという習性があるためです。

全ての見出しに数字を入れるのではなく、読者さんのユーザービリティーが高まる個所に適用していきます。

見出しタグのデザインをカスタマイズ

さらに読みやすい見出しにするには、見出しタグをカスタマイズするという方法もあります。

見出しのデザインをおしゃれにカスタマイズしたい場合には以下のサイト利用がおすすめです。

見出しタグのSEO効果4つ

見出しタグを正しく使用すると、ブログ記事の構造をGoogleが適切にインデックスできるようになります。

逆に、見出しの使い方が誤っていると、検索エンジンによってブログが適正に評価されないため、検索順位が下がってしまいます。

このため、下で解説する「見出しタグ使い方の注意点」を知っておく必要があります。

見出しタグ使い方の4つの注意点

見出しタグ使い方の注意点は、下記の4つです。

見出しタグ使い方の注意点
  • 見出し1(h1)は1ブログ記事に1つ
  • 見出しタグの順番を守ること
  • 見出し2にはキーワードを入れること
  • 見出し3にもキーワードを少し入れること

順に解説していきます。

見出し1(h1)は1ブログ記事に1つ

WordPressでは自動的にタイトルが見出し1になりますが、見出し1は「1記事に1つ」にしましょう。

なぜなら見出し1はもっとも重要なタグだからです。1つの記事に2つ以上のh1タグを使うと、Googleがブログ記事を正しく評価できなくなってしまいます。

このため見出し1は1ブログ記事に1つです。

見出しタグの順番を守ること

見出しタグは<h1>から始まり<h6>までありますが、使用の際には、<h1>の次は<h2>、<h2>の次は<h3>というように順番を守りましょう。

なぜなら、見出しタグはGoogleにブログ記事の階層構造を正しく評価してもらうために使うものだからです。見出しタグの順番が守られていないと階層構造を適切に評価されなくなります。

イルカ

ブログ記事作成を始めたばかりの時は、見出しタグの順番を無視して設定していないか特に注意が必要です。

自分は気にせず始めたので手直しが必要でした。お気をつけて。

見出し2にはキーワードを入れること

見出し2にはキーワードを含めます。

例えば「WordPress 見出しタグ」をキーワードに記事を書く場合は、H2見出しに「ブログ 見出しタグ」を入れるようにします。

なぜならH2見出しタグにもキーワードを含めることによって、Googleに「キーワードに忠実に書いている記事ですよ!」と伝えることができるからです。

最近は見出し2にキーワードを入れなくても上位表示されるようになってきていますが、ユーザビリティを考えて、必要であればキーワードを入れるようにしましょう。

見出し3にもキーワードを少し入れること

小見出しH3にもキーワードを少し入れておきます。

理由は上と同じく、見出しにキーワードが入っているとGoogleが記事構成を理解しやすいからです。

ただ上記と同じく読者の利便性を考えてキーワードを入れるようにしましょう。

まとめ

今回は見出しタグの書き方について以下について説明してきましたがいかがだったでしょうか。

ユーザビリティを高める見出しの書き方
  • 見出しのみで内容を伝えること
  • 文末を名詞にすること
  • 見出しに数字を含ませること
SEO効果を高める見出しタグの使い方
  • 見出し1(h1)は1ブログ記事に1つ
  • 見出しタグの順番を守ること
  • 見出し2にはキーワードを入れること
  • 見出し3にもキーワードを少し入れること

見出しタグの最適化は、すぐに対策できるSEOです。ぜひ実践してみてください。

その他のSEO内部対策については次の記事をどうぞ。

今回は以上です。