マインドセットとは?海で学んだマインドとその使い方

マインドセットの使い方が知りたい。そもそもマインドセットって必要?

こんなお悩みに答えます。

✅本記事の内容
・マインドセットとは?
・マインドセットの使い方

イルカ

この記事を書いている私は、北極などの厳しい環境で仕事をしてきたフリーランスです。

将来的に自らの力を活かして生きていくなら、ビジネスや日常生活でも「マインドセットが重要」とよく聞きますよね?

私も「?」と思っていたのですが、北極海の調査をするようになって、自分なりに腑に落ちたものがあります。

今回は厳しい環境でのモチベーション維持だけでなく、企業人としても、転職や独立にも役立ったマインドセットについてご紹介していきます。

まずは、そもそもマインドセットとは何?という内容から始めていきます。

マインドセットとは?

マインドセットとは「行動するための心のあり方」のことです。

スタンフォード大学のドゥエック教授が提唱した概念で「教育や人生経験、先入観からなる思考や心理状態」のことを指しています。

マインドセットの例

例としてエジソンの会話をご紹介します。

エジソンは「一万回以上も失敗してどうして諦めなかったのですか?」と聞かれて、「失敗なんてしてなくて1万通り以上のフィラメントに適さない物質を発見したんだ」と答えています。




このように、「失敗を失敗でなく成長の機会と考える」ような心のあり方がマインドセットです。

マインドセットには、失敗を恐れてしまうタイプと、成長のチャンスととらえる2つの大きな区分があります

私が北極で得たマインドセットは、後者にあたり次の4つです。

  1. 自ら率先して舵を切る
  2. スグに行動する
  3. 自己投資で時間を得る
  4. リスクを取る

北極海の係留系調査リーダーとして2005年~2008年に身につけたマインドセットで、その後の転職とフリーランス起業にも役立ちました。

マインドセットの使い方

エジソンのような偉人ではない凡人ですが、なかなか行く機会のない北極で身についたマインドセットなので、少しでもお役に立つことがあれば幸いです。

私が経験した次のような状態の方に効くはずです。

  1. 厳しい環境にいる方
  2. いまの組織環境にストレスを感じている方
  3. ブログアフィリエイトなどのネットビジネスに取り組む方

まずは1つめの『自ら率先して舵を切る』からです。

  1. 自ら率先して舵を切る
  2. スグに行動する
  3. 自己投資で時間を得る
  4. 失敗を活かす

マインド①:自ら率先して舵を切る

マインドセット1つめは、『自ら率先して舵を切る』です。

なぜなら『人が死ぬ瞬間の後悔』において最も多いのが「自分に正直な人生を生きればよかった」ということだからです。

死ぬ瞬間の5つの後悔』という本において紹介されている内容ですが、皆さんはいかがでしょうか?

マインドセットを使った例

私は極域の波にさらわれた時、海中転落した知人を相模湾沖から捜索した時に「明日死ぬかもしれない!それなら他人の目を気にするのでなく自分の目標に生きたい」と切に願い、辞職しました。

他人や会社の望む生き方ではなく自ら率先してどう生きるかを舵取りできる人こそが最も多くの成果を得ることができます。

実際に、失敗体験の連続でしたが、辞職して15か月後には以前より社会貢献できる分野へとキャリアを進めることができました(給与も3倍に増えました)。

マインドセットを使わなかった例

一方で、自ら行動しないマインドセットでは、後悔が増えてしまいます。

実際に、私は舵とりを放棄して倒れたことがあります。

結婚して思考の中心が家族になったにもかかわらず、事業や部下だけでなく自らの能力を磨く努力も続けた結果、心と体にブレーキがかかり、突発性難聴で倒れてしまいました。

右耳が聞こえず、平衡感覚も失い、緊急下船することとなり、仕事も辞すなど、その影響は大きいものでした(給与は激減)。

倒れたり死にかけるような経験を実体験するより前に、自分の意識に目を向けて「理想のライフスタイルに舵を切る」ことをおすすめします

マインド②:すぐに行動する

マインドセット2つ目は、『スグに行動すること』。

なぜなら、自ら舵を持ったとしても実践なくして理想のライフスタイルへは進んでいけないからです。

スポーツのボートレースでも、舵を握っているだけでは前に進みません。オールを漕ぐ行動が必要ですよね。

企業でもGive it a try(とりあえずやってみる)という精神を持った人材が、DX(デジタルトランスフォーメーション)で重視されている時代です。

北極では逃げることも助けを呼ぶことも出きず、海氷の位置が刻一刻とかわるので、すぐ行動しないと調査の機会を失うこともあり、このマインドセットが身に沁みました。

自ら人生の舵をとったら、次の2点に注意してスグに行動するようにしましょう

  • インプット2:アウトプット8
  • 質の高いインプットが大切

インプット2:アウトプット8

行動するにあたっては、知識やノウハウを学ぶインプット2:アウトプット8のバランスがお勧めです。

というのも、最初から完璧を目指し「ノウハウコレクター」になってしまうと、泳ぎ方だけ知ってる船乗りみたいに実際には泳げずに溺れることになってしまうからです。

セミナーやワークショップに参加して学びを得るのも行動ですが、スグに実践するアウトプットこそ大切です。

転職も起業も、説明会に参加したなら1ステップ踏み出して初めて結果が出ます。

ネットビジネスも、いくらブログアフィリエイトのやり方を学んでも実際に取り組まないと副収入が得られないのと同じです。

アウトプットを増やすためにはインプットの質にもこだわりましょう

質の高いインプットが大切

最短で成果をだすためには、質の高いインプットが重要です。

せっかくアウトプットを始めても、インプット自体の質が低いと成果が出るまでに相当な時間が掛かってしまうからですね。

デジタル化が進み、オンラインの講座にスマートフォンから参加することが可能な時代です。

陸で暮らしているなら、世界中のオンラインキャンパスから役立つクラスを見つけることができるはずです。

実際に、私はインターネットの途絶しやすい海上であってもオンラインの海外MBAにチャレンジし「小論文が送信できない」「テスト問題がダウンロードできない」などと悩みながらも、起業の知識をインプットできました。

濃厚なインプット20%、実践80%の割合で取り組むのがおすすめです。

マインド③:自己投資で時間を得る

マインドセット3つ目は『自己投資で時間を得る』こと。

なぜなら、質の高いインプットにお金をかけると時短につながるからです。

成果につながるのはインプットでなくてアウトプットなので、インプットにはお金を惜しまず浮いた時間をアウトプットにあてることこそが重要です。

北極時代はお金を出して、南極登山前の栗城史多氏に会って「寒冷地の服装」「トレーニング方法」を聞いたりなどしていました。

また、ブルワーカーだった私が、MBAに自己投資したことで得られた上質な解説や理解、世界の学友から無意識にうけた思考や意識の変革が、起業への時短につながりました。

マインド④:リスクを取る

最後のマインドセットは『リスクを取る』です。

なぜなら、あえてリスクを取って挑戦し続け、失敗から学んで次につなげようとすることこそが、自分の中の潜在能力とチャンスを広げる肝だからです。

実際、スタンフォード大学心理学教授キャロル・S・ドゥエック氏が「人間の能力は学習や経験によって伸ばせる」ことを20年間にわたる調査で実証しています。

また、シリコンバレーで求められるSTEAM人材もfail forward(失敗して前進する)マインドセットを重視されている時代です。

北極でもリスクを取って行動してきました(実は、背骨を疲労骨折していて普通に立っているのも大変な状態でした。)

失敗を恐れてその場にとどまるのでなく「失敗を成功の糧」として活かして自らの人生の舵をとっていきましょう。

マインドセットを変える方法

マインドセットを簡単に変えることができれば苦労がないのですが、そうもいかないですよね?

そこで私のおススメは次の3つの方法です。

マインドセットを変える方法
  1. 時間配分を変える
  2. 住む場所を変える
  3. 付き合う人を変える

これは大前研一さんの「自己を変革する3つの方法」なのですが、海上生活の経験からも納得しています。

①:時間配分を変える

自分の理想とするイメージに役立つことに時間を多く使いましょう。

なぜなら行動量を増やすと、やがて習慣化されるとともに、行動した事実が自己肯定感も高めてくれるからです。

船上は休日がないので、休息時間の時間の使い方がキャリアパスに効いてくるのを見てきました。

インプット20%、アウトプット80%にすると成果につながりやすいのでマインドセットを変えやすいです。

②:住む場所を変える

国内外のいろんな船に乗ってきて感じることですが、住む場所を変えるものマインドセットを変えるのに効果的です。

なぜなら、違う文化に囲まれるとこれまでのマインドセットも、周りからの影響による部分が大きかったと気づかされるからです。

カナダ沿岸警備隊砕氷船のクルーに会った時の驚きは凄かったです。「こんなに楽しそうに厳しい環境で仕事ができるんだ!」などカルチャーショックでした。

③:付き合う人を変える

これも同様で、人間は周りにいる人のマインドセットに影響を受けています。

なので、理想とするライフスタイルを実現している人に会うことはマインドセットを変える優れた方法となります。

まとめ:マインドセット

今回は「マインドセットの使い方」についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

  1. 自ら率先して舵を切る
  2. スグに行動する
  3. 自己投資で時間を得る
  4. リスクを取る

今回ご紹介したマインドセットで時間やスピード感の重要性を意識して「理想のライフスタイル」に向けてどんどん漕ぎ出していきましょう。

ご参考になさってください。