目標達成するには?目標の決め方でやり抜くマインドセット

目標の決め方が分からない。
目標を立てても何故か行動できない。
実践するのが怖い。

こんなお悩みを解決できる記事となっています。

✅本記事の内容
・目標の決め方
・目標達成するには

イルカ

この記事を書いている私は、もと海の技術者です。
いまは自然豊かな田舎で暮らしながらブログを書いています。

スティーブ・ジョブズの言葉ですが、
「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?」
この言葉がグッときた人は、
ぜひ今回の方法を試してみて下さい。

私自身、
海の仕事で死にかけたことがあり
今回ご紹介する方法を実践してきました。

目標の決め方

目標の決め方は次のとおりです。

  1. やりたくないことリストを書く
  2. 価値観リストを書く
  3. 理想の将来像から目標をたてる
  4. スマート目標を設定する

順にご紹介していきます。

やりたくないことリストを書く

まずは、
やりたくないことリストを書きだすことが
オススメです。

なぜなら、やりたい目標だけだと
例えば「自由に生きたい!」という目標が叶ったとしても健康を崩してしまうなど、
別の面でおかしくなることがあるからです。

先にやりたくないことを書きだすことによって、
「家族も自分も健康で、お金にも時間にも縛られない自由な生活」のように
調和にとれた目標を立てやすくなります

イルカ

このステップが無かったことにより、私は倒れてしまいました。このため今は、まず第1にやりたくないことリストを書くようにしています。

価値観リストを書く

次は
本当に自分がやりたいことを知るための
価値観リストを作成していきます。

やりたくないことリストを
書く過程を経ているので
いきなり取り組むより
スムーズに作成できるはずです。

価値観のリストは下記の記事を
参照してみてください。

理想の将来像から目標をたてる

やりたくないことリストと
価値観リストが書けたら、
最後のステップです。

まったく不安がなく満たされた
あるべき将来の理想像を
イメージしてみて下さい。

現在からみて
「~できそう」という目標でなく
未来の
「~でありたい」という目標です。

ここでは次のポイントを
ぜひ意識してみて下さい。

  1. ストッパーを外す
  2. 楽しめる目標にする
  3. 現実的な楽観主義を忘れない

その状況/情景であなたは、
どのように喜びを表現していますか?

ストッパーを外す

理想の将来場をイメージするこの段階では、
制約なく考えていくことが大事です。

お金がない~
時間が無い~
やる気がない~

こういった想いはいったん忘れて、
ただただ幸せな調和のとれた
理想のライフスタイルを
想い描いてください。

理想の目標を10倍とか広げてみたり
自分より大きな目的とつながっていることを意識する
「~ない」という
ストッパー(既存の枠)を外しやすくなります。

イルカ

自分の理想の大夫スタイルによって、他者の幸せにも貢献できている姿をぜひイメージしてみてください。

楽しめる目標にする

イメージした成功した未来への過程で
楽しめているかも感じてみてください

頑張る必要がありますか?

もし頑張る必要があるなら、
もっと目標を大きくすることによって
ストッパーを外し
楽しめる目標になるまで想いを
広げてみて下さい。

なぜなら、
楽しい目標を選んだ方が、
達成率が46%改善するという
研究結果があるからです。
「Finish-Give yourself the gift of done (JON ACUFF著)」

目標達成では、
楽しむことが大切です。

現実的な楽観主義を忘れない

現実的な楽観主義」であることも
忘れないでください。

具体的には、
楽しみながら調和ある目標を
目指す過程で起こりうる障害について
考えていきます。

なぜなら、
困難を事前に予期していた方が
目標達成の成果があることが
分かっているからです。

実際に、
The Journal of Experimental Social Psychology(2011)の調査研究やThe Power of Habit (Charles Duhigg著)において、
事前に困難について認識することにより
宿題の提出率が上がったり、
リハビリ患者の回復スピードが速まるなどの
効果が示されています。

イルカ

私自身、以前はただ理想的な将来をイメージすればいいと思っていました。

SMARTな数値目標を設定する

ここまでできたら、
理想の未来から逆算して、
SMARTの法則を参考に
毎日のタスクにまで落とし込みます。

SMARTの法則
  • Specific
    何を何故達成したいのか?誰が一緒でどこで実践するのか?どんな障害があるのか?
  • Measurable
    数値化する
  • Attainable
    達成できる(現実的である)
  • Relevant
    あなたの価値観に沿っているか(調和がとれているか)
  • Time-bound
    期限を決める

イメージを言葉に落とし込むのは
本当に大変ですが、
文章化することによって
実現の可能性が高まります。
ブレインプログラミング(アラン・ビーズ著)

目標達成するには

ここまでで設定した目標を
達成する方法をご紹介していきます。

  1. いち早く行動する
  2. 「才能」よりも「やり抜く力」

順に見ていきます。

いち早く行動する

いち早く実践することです。
インプットばかりのノウハウコレクターから
実践者(アウトプット)になることが
大切です。

理想の調和のとれた目標の実現には、
行動こそが必要だからです。

自転車でも水泳でも
実践して初めて補助輪なしでこげたり
浮き輪なしで泳げるようになるように、
実践こそが大切です。

そして、
直線的に目標達成されていくのではなく、
行きつ戻りつ壁にぶつかり乗り越える。
そして夢に近づいていきます。

イルカ

目標設定の時に、障害をイメージしておくことにより、リハビリの回復が早まったりなど効果があることが分かっています。
The Power of Habit (Charles Duhigg著)

メンターに出会えるとよりベター

同じ1万時間でも、
よく考えられた演習をするかどうかで
結果が変わってくることが分かっていて
メンターに出会えると一層、
成果が出やすくなります。

スケート選手などが
コーチをつけているのは、
同じ1万時間でも
結果がかわってくるからです。

でも「結局は才能なんでしょ」
という方には朗報があります。

「才能」よりも「やり抜く力」

ペンシルバニア大学心理学部教授の
アンジェラ・ダックワース博士は
「才能」よりも「やり抜く力」が人々が
それぞれの分野で成功し、
偉業を達成するために
重要であることを科学的につきとめました。
「やりぬく力GRIT(アンジェラ・ダックワース著)」

やり抜く力を身につける方法
  1. 自分のスキルを上回る目標を設定する
  2. 取り組んでいることが、自分より大きな目的とつながっていることを意識する
  3. その目標をクリアする練習を習慣化する
  4. 「やり抜く力」の強い文化を見つけ、その一員になる

1.2.については既に
楽しめるストッパーを外した目標を
書き出しているかと思いますので、
3.4.の方法をご紹介していきます。

目標達成を習慣化して努力を最小化する

目標をクリアする行動を
習慣化することができれば
その努力を最小化することができます。

なぜなら
日常行動の40%は判断をともなわない習慣
「デューク大学調査(2006年)」といわれるくらいで、
脳は活動量を節約するため、
習慣化すると無意識に
行動をすることができるようになるからです。

習慣化するのは重要だが緊急ではないこと
(例えばブログ記事作成など)にしましょう。

そして、
重要でも緊急でもないネットサーフィン、
重要かつ緊急な機器トラブル対応、
重要ではないが付き合いの飲みなど
を減らすようにしていきましょう。

「やり抜く力」の強い文化を見つけ、その一員になる

可能であれば、
「やり抜く力」の強い文化を見つけ、
その一員になりましょう。

なぜなら
やり抜く力の強い文化を見つけその一員になることが
習慣化の大きな助けになることが
分かっているからです。
「やりぬく力GRIT(アンジェラ・ダックワース著)」

習慣化に必要な日数は
2か月以上習慣化しないと
挫折するといわれています。
「The Habit Project: 9Steps to Build Habits that Stick(Karia Akash著)」

また
「やりがいや情熱」がなく
「やりぬく力」だけ強くても
成果に結びつかないことが
コロンビアビジネススクールの
研究結果で示されています。

質の高いインプットを絞る段階で、
メンターとしてのメルマガやブログに
出会いましょう。

毎日数分でも大丈夫です。
まずは2カ月「インプットは絞って、数行ずつブログを書くアウトプットを実践する」など、
小さな挑戦をの習慣化を達成しましょう。

イルカ

もし2カ月の継続でくじけそうになったら、最初にご紹介したスティーブ・ジョブスの言葉を思い出してみて下さい。

「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?」

まとめ:目標達成するには、調和のとれた目標の決め方でやり抜こう!

今回は目標達成の方法について
ご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?

「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?」

まずは2カ月、
小さな習慣からやり抜いていきましょう。

千里の道も一歩から。
大航海も一漕ぎから始まります。