内向的で生きづらい人が自分らしく生きるための3つのヒント

「内向的で生きづらい…」「内向的なまま自分らしく生きていきたい!」「メンタルを強くする方法が知りたい」

こんな悩みに答えます。

本記事の内容
・そもそも、内向的とは?
・自分らしく生きるヒント3つ
・内向的な良さを活かす
・内向的でも外交的に行動する秘訣
・メンタルを簡単に強化する方法

相手の言葉や反応に敏感で、社交的な場面でエネルギーを消耗しやすく、恋愛や友達にも臆病だったり、人見知りだったりしませんか?

内向的な人にとっては、外向型が理想とされる社会に生きづらさを感じることが多々あるかと思います。

私も内向的にもかかわらず、船上という人間関係が濃厚な世界で仕事をしてきたのでよく分かります。

今回はそんな内向型の人が自分自身を新たな観点から見るためのちょっとしたアイデアをご紹介していきます。私はこの方法で海上でも自分らしく生きられるようになりました。

「絶対に内向的」という方だけでなく「内向的かも?」と思っている方にも、少しでもお役に立てば幸いです。

そもそも、内向的とは?

あなたは内向型ですか?それとも外向型ですか?

下記は科学的な研究によって内向型の特性であると認められた20個の要素です。

いくつ当てはまりますか?

内向型の特性
  1. グループよりも1対1の会話を好む
  2. 文章の方が自分を表現しやすいことが多い
  3. ひとりでいる時間を楽しめる
  4. 周りの人に比べて、他人の財産や名声や地位にそれほど興味がないようだ
  5. 内容のない世間話は好きではないが、関心のある話題について深く話し合うのは好きだ
  6. 聞き上手だと言われる
  7. 大きなリスクは冒さない
  8. 邪魔されずに「没頭できる」仕事が好きだ
  9. 誕生日はごく親しい友人ひとりか2人で、あるいは家族だけで祝いたい
  10. 「物静かだ」「落ち着いている」と言われる
  11. 仕事や作品が完成するまで、他人に見せたり意見を求めたりしない
  12. 他人と衝突するのは嫌いだ
  13. 独力での作業で最大限に力を発揮する
  14. 考えてから話す傾向がある
  15. 外出して活動したあとは、たとえそれが楽しい体験であっても、消耗したと感じる
  16. かかってきた電話をボイスメールに回すことがある
  17. もしどちらか選べというなら、忙しすぎる週末よりもなにもすることがない週末を選ぶ
  18. 一度に複数のことをするのは楽しめない
  19. 集中するのは簡単だ
  20. 授業を受けるとき、セミナーよりも講義形式が好きだ

内向型人間のすごい力』という本に紹介されている質問ですが、私は20個中の15個という診断結果に…。

同著において、内向型の定義は「複雑で一筋縄でいかない」と書いてありますが、上のリストであては余るものが多いほど内向的である傾向が強いとのことです。

いかがでしたか?(私は内向的であることを再認識しました。)

ここからは内向的な人が、自分らしく生きるための処方箋を3つご紹介していきます。

内向的で生きづらい人が自分らしく生きるためのヒント3つ

私を含めた内向的な人が自分らしく生きるためには、以下を知ることが役立ちます。

  1. 内向的であることの良さ
  2. 内向的人間のままで外交的に行動する技
  3. メンタルを簡単に強化できる方法
イルカ

内向的で理解されにくい私が、人間関係が濃い船の仕事で活用してきた方法です。

まずは内向的であることの良さについて解説していきます。

内向的であることの良さを活かして生きづらいをなくす【ヒント①】

マイナスなイメージを持たれがちの内向的人間ですが、実は多くの長所を持っています。

なかなか新しいことに挑戦できない
コミュニケーションが苦手でつい避けがちになる
自己主張すべき場面で腰が引けてしまう

こういった傾向は「短所」ととらえられますが、逆にその弱みを強みにした次のような良さも持っています。

知的作業やクリエイティブに向いている

内向的な人は、知的作業やクリエイティブな活動において優れた能力を持っています。

これは、発達心理学者ジェローム・ケーガンが「内向的な人は高反応、外交的な人は低反応」と述べているように、内向的な人は外部の刺激に対して過敏なため自分の内側に入っていきがちだからです。

実際に内向型の人がいなければ、次のようなものはどれも存在しえませんでした。

・重力理論:アイザックニュートン
・相対性理論:アインシュタイン
・ショパンのノクターン:ショパン
・E.T.:スティーブン・スピルバーグ
・グーグル:ラリーペイジ
・ハリー・ポッター:J・K・ローリング




『内向的な人』は、外交的な人に比べてあまり未知なものに挑戦したり無茶をしない傾向にある一方で、考える作業に向かいやすく、

  • 自制心が強い
  • 発想力がある
  • 感性が豊か
  • 感受性が強い


といった特徴があります。

そのためアーティストや科学者などの知的作業やクリエイティブな環境において優れた能力を発揮しやすい傾向にあります。

イルカ

一方の『外交的な人』は刺激に強く動じないため、チャレンジする程にリスクを取ることに慣れていくメリットをいかして、政治家や起業家、営業などの職業で成功することが多くなります。

このように、「外交的である方が仕事に有利」「内向的な人は不利」ということはなく、内向的人間に特有の自制心・思慮深さ・発想力や集中力といった強みを活かせる仕事とそうでない仕事があるということです。

イルカ

仕事選びの際には、内向的な強みを発揮できる会社への就職がおすすめです。

内向的な人は自己コントロールが強い

内向的人間は、自己コントロールも強いといわれます。なので、計画的な行動や冷静な判断に向いています。

これは、内向的な人の脳において偏桃体や前頭葉が優位に働く傾向にあるためです。

危険を避ける傾向が強く、目先の報酬には飛びつかず、いったん足を止めて頭の中でじっくり考えるため、投資家にも向いているとされます。

例として、起きている時間の80%を読書と思索に費やすという(内向的な人の自己コントロールの強み)をいかして投資で大成功したのが、ウォーレン・バフェットです。

イルカ

一方の外交的な人は、大脳辺縁系優位です。このため本能に従って行動しドーパミンが出やすいため、リスクのあることにどんどんチャレンジしていくのに向いています。

1人の時間に耐えられる

1人の時間に耐えられる内向的な特性は、創造的な才能を身につける際の強みともなります。

理由は、フロリダ大学の心理学者がベルリン音楽アカデミーのヴァイオリンのソリストについて調査したところ、ほぼ同じ練習時間でも1人で孤独な練習をしていた方が才能にあふれていたという結果があるからです。

ビジネスパーソンも含めた調査としても、心理学者ミハイ・チクセントハミイが、分野(芸術、科学、ビジネス、政治)を問わず並外れて創造的な人に共通しているのは孤独な青春時代を送っているということと記しています。

これは、同級生たちには奇妙に思えるような趣味であっても、本人には生涯の情熱を傾けるべき対象であれば、1人でも思春期をとおして熱心に取り組めるからです。

イルカ

人づきあいが良くないといわれがちな内向型ですが、情熱を傾けられるようなものがある時には、1人で平気なことは強みでもあるということですね。

1人の時間に耐えれる内向的なメリットを利用して、私は副業ブログに取り組んで収入を得ることもできました。

内向的な生きづらさを超えて外交的に行動する秘訣【ヒント②】

内向的人間でありながら、必要な場面では外向性を発揮することができたら最強です。

なぜなら、内向的なアーティストや内向型ビジネスマンであっても、人前でチャレンジしたりお金や評価を得ていく必要があるからです。

イルカ

私も間違いなく内向的人間ですが、フリーランスとなり仕事を得ていくために外交性を発揮しないといけない場面があります。

こんな時、内向的な人がその強みを保ったまま外向性も発揮できるようになる秘訣は「これはライフワークだ」といえることに没頭していることです。

これは、ハーバード大学のブライアン・リトル教授の「自由特性理論」にあるコア・パーソナル・プロジェクトという概念です。

「人は特定の性格特性をもって生まれるが、自分にとって重要な事柄=コア・パーソナル・プロジェクトに従事するとき、その特性の枠を超えてふるまうことができる」と説明されています。

つまり、内向的な人間のままであっても、本当に好きなことをしているときは外交的になれるということです。

実際に、いつもなら意見や発言することの少ない私でも、好きな物事(海)については自信を持って自己表現することがあります。

Twitterのプロフィールに本名と顔写真を出しているのは、海について書いていることが多いからです(内向的な方ならこれがどれだけ勇気のいることか分かってもらえるかと…)。

本当にしたいことに取り組むことが対処法の秘訣なんて、素敵ですよね。

本当に好きなことを見つける方法は、下記の記事をご参考になさってみてください。

内向的で生きづらい人がメンタルを簡単に強化できる方法【ヒント③】

内向的な人がメンタルを強くするためには、簡単に強みである集中力と自己コントロール能力をUPできる『瞑想』がおすすめです。

イルカ

もしあなたがこれまでネガティブだったとしても、それは性格が原因なのではなくて、前頭葉の力が弱かっただけです。前頭葉の力は瞑想によって鍛えることができます。

なぜなら、集中力と自己コントロール能力を司る「前頭葉」を強化することができるからです。

Googleが瞑想やマインドフルネスのプログラムをパフォーマンス向上のために取り入れているのは有名です。

誰にでもできるシンプルなエクササイズでありながら、効果は短時間でも表れます。

内向的で生きづらい人は前頭葉を鍛えよう

瞑想の基本は姿勢と呼吸です。

背筋を伸ばして自分の呼吸だけを意識します。基本的に瞑想でするのはこれだけです。

たったそれだけのことで前頭葉を鍛えてメンタルを強化できます。

イルカ

興味のある方向けに、もう少しだけ詳しく説明しておきます。

  • まず床に座ります。座り方はあぐらで大丈夫です。
  • 次に目を閉じて鼻から5秒かけて息を吸い、5秒以上かけて吐くようにします。これでちょうど1分に6回くらいのペースです。
  • 呼吸をこのペースにすると心拍運動が上昇します。心拍運動は前頭葉の血流に影響します。つまり前頭葉にたくさんの血流が届きます。
  • 瞑想中背筋は伸ばしておくことを意識しましょう。集中するのは呼吸です
  • 瞑想では余計なことを考えないようにするのですが、無の境地に達するのは難しいです。そこで空気が鼻から期間を通って肺に入る。肺から押し出された空気が期間を通って鼻から出ていく
  • それを意識しながらゆっくり息を吸って、ゆっくり吐く。

これを続けます。

以上が瞑想の基本的なやり方です。

3時間で効果が出始める

瞑想は合計時間がわずか3時間を超えると効果が出ると言われていて、このあたりから自制心・洞察力・注意力などがどんどん向上してきます。

瞑想を続けて前頭葉が鍛えられてくると、ストレスや不安が減少。8週間瞑想を続けると脳の偏桃体が変化し不安や恐怖がかなり軽減します。

イルカ

ハーバード大学の研究では27分間の瞑想を8週間継続すると効果が出ると結論付けられています。

共感力が上がって人間関係が改善することも報告されている前頭葉のトレーニング、それが瞑想です。

内向的な人におすすめの瞑想法5つ

おすすめの瞑想法を5つご紹介します。

①呼吸瞑想
②歩行瞑想
③ボディスキャン
④慈悲の瞑想
⑤ヴィパッサナ―瞑想

ネガティブな思考をやめてポジティブになりたい人であれば①②③が効果的です。

そうでなければ④⑤がおすすめ。

④は短時間で強烈な効果も出せますし、やる気や感情コントロール能力を高めてくれます。

⑤は客観的に自分を見る能力が高まるので、「判断能力親意思決定能力を高めたい人」「充実感や幸福感を高めたい人」「短時間で瞑想の大きな効果を出したい人」におススメです。

これらはドイツのマックス・プランク研究所が1日30分間の瞑想を9カ月行うとどんな効果が出るか調べた結果です。

では1個ずつご紹介していきます。

①呼吸瞑想

呼吸に注目するタイプの瞑想です。

呼吸など体の感覚に集中すると、余計なことを考えなくなり、目の前のことに集中しやすくなります。

集中すると頭に浮かぶ思考が減ってくるため、未来への不安や過去の不安といった余計な感情も浮かんでこなくなります。

②歩行瞑想

の裏にひたすら集中する瞑想です。

意識を足の裏の感覚に集中し、「右足が地面から離れた、右足が地面についた、左足が…」というように意識を集中します。

呼吸瞑想と同じく余計な感情が浮かんでこなくなります。

③ボディスキャン

弓先や手首、肘や足など、体のパーツに集中していくタイプの瞑想です。

呼吸5回分くらい指先の感覚に集中したら、次は手首に呼吸5回分くらい集中し、次は肘に集中するという感じで続けていきます。

④慈悲の瞑想

全ての瞑想の中で最も効果があるといわれる瞑想です。

自分の幸せだけでなく、生きとし生けるもの全ての幸せを願い唱え続ける瞑想で、科学的にも非常に効果があることが証明されています。

ますは椅子などにリラックスして座って背筋を伸ばし、体をやや前傾させ、胸の筋肉をリラックスさせて背中をシャッキッと伸ばすような姿勢になります。

自分の重さを感じるようにリラックスして座り目を閉じます。

そして自分が出会った人の中で、楽しく会話した人、仲良くした友達など、その人のことを頭の中にイメージしながら、

「この人は心と体を持っています。私と同じです。気持ちや感情、自分の考えもあります。私と同じです。悲しんだりがっかりしたり、怒ったり混乱したりすることがあります。私と同じです。人生で、あるい肉体的、あるいは精神的な苦しみを経験しています。私と同じです。人生で喜び、幸せ、愛を経験しています。私をと同じです。この人は幸せになりたいと思っています。私と同じです。この人が幸せでありますように」




と、ゆっくり唱え続ける瞑想です。

⑤ヴィパッサナ―瞑想

自分の心の動きや考えていること、注意が向いていることなどを常に実況中継していくような瞑想です。

瞑想の姿勢でリラックスして座りゆっくり呼吸しながら、自分の感情を否定も肯定もせずただ実況中継します。

自分の感情を実況中継するには集中力を要するため、一番難しい瞑想とも言われています。

内向的で生きづらい人が自分らしく生きていく方法:まとめ

内向的で生きづらい人が自分らしく生きるためのヒント3つをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

  • 内向型の強みを知る
  • コア・パーソナル・プロジェクトを見つける
  • 瞑想する

内向的な人は、その強みを活かすことによりそのままでも社会を生き抜くことができます

本当にやりたいこと(コア・パーソナル・プロジェクト)が見つかった時に内向的な資質はプラスになります。

実際に、私は「海の調査」という好きなものがあったからこそ、濃厚すぎる船の人間関係の中で『自分らしく』生き抜くことができました。

また、「海の調査」というコア・パーソナル・プロジェクトへの興味を軸に、転職や起業といったストレスのかかる冒険にもこぎだしています。

Google創立者のラリーペイジやMicrosoftのビルゲイツは、本当にしたいことに出会うことで内向的リーダーとなりました。

あなたの「本当に好きなことを見つける方法」については、下記の記事をご参考になさってみてください。自分らしく生き抜くヒントになれば幸いです。

もっと詳しく内向型について知りたい方は、下記の本がおすすめです。

内向型が直面する数々の問題を浮き彫りにするとともに、内向型の強みと魅力を明らかにしてくれます。

今回は以上です。