ブログ30記事までに特化したい舵取りポイント
  • ブログ30記事までに実践すべきことは?
  • 30記事に達成時のPV、収益の目安は?
  • ブログは特化した方がいい?

こんな疑問に答えます。

本記事の内容
ブログ30記事への戦略
・ブログ30記事到達時の目安
・ブログ30記事から40記事への指針

もし子供がいるとして、お子さんが「ブログを始めたい」となったら、次のどれを勧めますか?

  1. 多くの集客が必要なアドセンス(単価が安い
  2. 少数への訴求でも成り立つアフィリエイト(単価が高め
  3. そもそもブログはやめるように伝える(単価ゼロ

せっかくサーバーやドメイン運用、Webマーケティングなど、将来にも役立つブログ運営なので、「まずはアドセンスやアフィリエイトは気にせず、大好きなジャンルで始めてみたら?」とすすめる人が多いかと。

残念ながら、これだけだと商品やサービスを売る力を持った記事(キラーコンテンツ)になりにくいです。

「好きなこと」かつ「ユーザーが知りたいこと」を書く。読者がググる頻度の高い記事を書く。この目線がアドセンスにもアフィリエイトにも大切です。

ブログ30記事をめざすなら「検索意図の把握がポイントです。

※まだ20記事書いていない初心者ブロガーなら、『ブログ20記事まで書くなら役立つ7つのポイント』という記事も参照ください。

ブログ30記事への戦略:検索意図とは

検索意図とは、『ググるキーワード=解決したい悩み』のこと。

アドセンスもアフィリエイトも、売り上げに直結するコンテンツ(=読者の悩みを解決できる記事)の作成が重要です。

そんなキラーコンテンツのポイントは、ユーザーの求める情報が記載されていること

具体的には次のような記事、「買いたい気持ちの最後のひと押しとなる」情報です。

キラーコンテンツの例 検索意図の例 記事内容の例
商品紹介ページ製品、サービス(例:ドローン)の不安を解消したいバッテリーが切れたら?海に落ちたら?など、あらゆる疑問を網羅したコンテンツ
口コミまとめページ実際に購入した人の声やレビューが知りたいドローン製品の比較検討、導入の苦労やメリットなど経験者の声
調査データ客観的なデータが知りたい権威ある専門家による見解やアンケート結果など

ブログ読者が知りたいことの調べ方

検索意図が、思い浮かばなくても大丈夫です。

ブログ読者がググって検索するコト=「検索意図」は、ツールで調べることができます

アクセス数の多い「読者が知りたい」検索キーワードは、「自分の知りたいこと」とは限らないのでツール利用がおすすめ。

ツールを使うと「読者が知りたいコト(解決したい悩み)」を客観的に知ることができて、あとはその解決策を書けば記事の完成です。

無料で利用できるキーワードチェックツールとして有名なのがラッコキーワード。次の2つを一回の検索で知ることができます。

  • ユーザーが検索することの多い悩み
  • Yahoo!知恵袋に書かれた悩み

『キーワード提案ツールUbersuggestの使い方』という記事で紹介しているツールなら、以下も一度にチェック可能です。(残念ながら有料になってしまいましたが)。

  • 検索ボリュームの推移
  • 月間検索数
  • SEO難易度
イルカ

ツールで調べるキーワードの中でも、初心者ブロガーにおすすめなのは「ロングテールキーワード」。「ロングテールSEO対策とは?」という記事でくわしく解説していますが、『検索意図を満たすコンテンツ』を執筆しやすいメリットがあります。

ブログ30記事までは、ユーザーの「検索意図」を満たす投稿がポイントです。

特化した30記事vs雑記の30記事

特化した30記事と雑記の30記事。

どちらも「ユーザーがググった悩み」の解決に役立つ記事ばかりなら、特化型の方がGoogleに評価されやすい傾向です。

理由は、専門サイトのほうが信頼性が高いと考えられるから。詳しくは『E-A-Tとは(GoogleのSEO対策)』で解説しているのでご参考になさってみてください。

ジャンルを最初から1つにして稼げるアフィリエイターは少数です。初心者なら2~3つのジャンルでサイトを運営するハイブリッド型が現実的かと。

イルカ

当サイトもハイブリッド型です。

過去記事のカテゴリー分け

これまでの記事を、Wordpressのカテゴリー設定で2~3に分けてみると、読者も検索エンジンも「何のサイトか」理解しやすくなります。

読者の解決したい「検索キーワード」をカテゴリー名にも使用するとSEO対策に

・タイトル
・見出し
・カテゴリー

それぞれにキーワードを追加するのがコツです。

最終的には各カテゴリーに30記事。これが検索エンジンに評価されやすい記事数です。

ブログ30記事到達時の目安

ブログ30記事は、初心者の多くが乗り越えることのできない30日以上の継続を達成した証です。

少し古いですが、平成21年3月総務省「ブログに関する調査研究」に『新規に開設されたブログの約30%が翌月には更新されない』、とあります。

あなたが30記事を達成した、背中を押しつづけたモノは何ですか?浮き沈みするモチベーションの波に翻弄されつつも、諦めなかった理由は?

イチロー選手や大谷選手も地道な日々があって、今があります。

1%でもプラスし続けると複利が効いて夢に近づけます。

30記事の目安は下記の通りでまだ収益はゼロかもしれませんが、いよいよGoogleアドセンスの収益が少しずつ貯まり、アフィリエイトの収益化もスタートするタイミングです。

  • 収益:0円
  • PV数:~1000PV
  • 作成期間:~3か月

更新頻度を下げてもOKなので、健康にコツコツと。波にのれる日がやってきます。

収益化の準備は30記事までに完了

ブログ報酬は、主にアドセンスとアフィリエイトです。

もしまだマネタイズの準備が整っていないなら、今のうちに次の3つ済ませておくと効率的です。

  1. アドセンスの申請
  2. A8.netなどのASP無料登録
  3. Googleサーチコンソール設定

アドセンスは、各ユーザに最適化した広告を自動配信してくれるため、ブログ初心者の収益化に最適な方法。ただし審査~合格まで時間がかかることもあり、早めの申請がおすすめ。

ASP(アフィリエイト広告の代理店)も、早めに無料登録してアフィリエイト商品やサービスを勉強しておくと、アドセンス合格後のアフィリエイト開始がスムーズです。

サーチコンソールは、設定日からのデータを再確認できるので、古いデータから貯めておくと収益化のSEO対策やリライトに役立ちます。

今でもいいですし、時間ができてからでも。収益化の準備はいずれはしないといけない作業です。

余裕があればしたいこと3つ

さらに余裕があればしたいのは次の3つです。

①:ブログの仕切り直し

もし30記事までに、セルフバックを利用していないなら、『自己アフィリエイトとは?やり方とおすすめ案件まとめ』という記事を参考に初期費用を取り戻してみてください。

イルカ

セルフバックと自己アフィリエイトは、ほぼ同じなので気にしなくて大丈夫です。あなたのサイトに貼ったアフィリエイト経由で利用すると自己アフィリエイト、ASPから直接サービス利用するとセルフバックと呼びます。

ワードプレスのblog開設からのお金(レンタルサーバー、デザインテーマ、独自ドメイン、プラグイン代など)を、回収できると、気持ちが落ち着きます。

「稼ぐ」から「検索意図を満たす記事を書く」に意識も移しやすくなります。

②:30記事を達成したらアクセス数チェック

10記事、20記事のタイミングで、当サイトの方法でグーグルのSearch Conasole設定してあるなら、Googleアナリティクスの初期からのデータも確認できます。

Twitterにブログの最新記事をアップした効果がはっきり見えたりするなど発見が多いです。

読者の悩みの解決に役立つ記事が増えてくると、SEO流入が増えます。すると、データからクリック率改善やリライトによる文章アイデアを試したりもできるようになります。

③:プライバシーポリシー作成

アフィリエイトするには、プライバシーポリシーページも必要になります。

『ブログのプライバシーポリシーの書き方』という記事を参考に作成を済ませてみてください。

ブログ30記事から40記事への指針

ブログ30記事からは、主な収益源であるアフィリエイトで稼ぐため、さらに深くSEOを学んでいきましょう。

SEOで検索上位表示されるとアクセス数が増えて、アフィリエイト収益も増えていきます。

ブログ記事に内部リンク設定

まずは過去の記事に内部リンクを貼っていきましょう。

内部リンクとは「ある記事」から「別記事」へのリンクのことで、次のとおり青色で示されていることが通常です。

  • (良)内部リンクについてはリンクタグとは?という記事をお読みください。
  • (誤)内部リンクについてはこの記事をお読みください。
イルカ

リンクを貼る時は、「この記事」といった表記は避けましょう。どこにリンクしてるか不明で、検索エンジンの評価的に良くないからです。

SEOに好影響を与えるリンク作成については、下記の記事で詳しく解説しています。併せてご覧になってみてください。

ブログのメインテーマを決める

30記事からは、ブログの収益源であるアフィリエイトで稼ぐことを念頭に、メインテーマを決めていきましょう

なぜなら1つのテーマで30記事が、検索エンジンに評価される記事数の目安だからです。

まずはメインテーマで30記事を目指しましょう。

これまで書いてきて分かった「好きなテーマ」かつ「ASP案件の多いジャンル」で書いていくのがオススメです。

あまりにニッチ過ぎるとアフィリエイト案件がないので見極めが大切です。

30記事からもSNS運用

SNSもコツコツ運用していきましょう。

なぜなら、検索エンジンのAIアップデートで、SEOのみの集客では見通しが不明瞭だからです。

たとえば、Microsoftのブラウザ「Bing」は『評価の重みづけが機械学習化されて人間にはもう分からない』(Bing Does Not Know Its Ranking Signal Weights – Machines Learning Deals With It)と、中の人が発言してるほどです。

ブログのメインテーマに沿ったSNS運用ができると、ユーザー層が一致するので相乗効果があります。

プロフィール欄にブログへのリンクを貼ってみましょう。

ブログネタに悩んだら

ブログネタに困ったらブログテーマに関連のある本を読んだり場所に出向いて、インプットしていきましょう。

理由は、自分の中にない情報はアウトプットできないからです。

日々の暮らしや生活をネットに紹介する日記ではなく、「~のやり方」といった記事を書くためにはどうしても前提となる知識が必要になります。

当サイトでは、ファンになった人の講座で勉強したりもしました。

またツールをインストールするなどの経験をすると、「ブログアフィリエイトのおすすめツール」といった記事ネタにもつながります。

これまで100記事以上を書いてきて役立った方法を下記事でご紹介していますので、よかったらご参考になさってみてください。

ブログ30記事達成おめでとうございます

30記事到達された方は本当におめでとうございます。まだの方はもうひと踏ん張り。

これまでブログ記事数の各段階で、次に集中をおすすめしてきました。

・ブログ10記事:記事作成
・ブログ20記事:アドセンス合格
・ブログ30記事:検索意図

当ブログは途中の挫折&中断を経ましたが、40記事、50記事とすすめる中で初収益が発生。

継続することでマネタイズに繋がっています。

疑問点が出てきたら下記の記事をご参考になさってみてください。

イルカ

フリーランスの仕事と、楽器演奏で手首にガングリオンが。このため片手で記事を作成。皆さんも休憩しつつのブログ運営を。

今回は以上です。

40記事達成したら次の記事もどうぞ。