
ブログサイトを閉鎖する方法が知りたい。
こんな悩みを解決する記事です。
✅本記事の内容
・ブログ閉鎖の手順5ステップ
・ブログ閉鎖後の手順を誤るとどうなる?

この記事を書いている私は、もと海の技術者です。いまは自然豊かな田舎で暮らしながら副業ブログを書いています。
ブログ閉鎖をする際、手順を誤ると私のように古いサイトが検索エンジン上に長いこと残ってしまいます。
本記事ではその反省を踏まえて、ブログサイトを綺麗に終えるための方法についてご紹介していきます。
ブログ閉鎖の手順5ステップ
ブログを閉鎖する手順は次の5つです。
- 全ての記事をnoindexする
- WordPressブログの削除
- ドメインの削除
- サーバーの停止
- 各種ツールの解約
1つずつ順にみていきます。
ステップ1:全ての記事をnoindexする

ブログ閉鎖に先立ち、まずは全ての記事をnoindexしましょう。
理由は、このステップを省くとブログ削除後も、記事が検索結果に残ってしまうからです。
GoogleやBingなどの検索エンジンが保存しているWebページ情報(キャッシュとスニペット)は、ページが見つかれば更新されますが、ページが見つからないと更新されません。
このためnoindex情報が更新される前に、記事を削除してしまうとその記事は検索結果に残り続けることになります。
サイトが記事をnoindexして数日経ってから「site:URL」と検索エンジンで検索してみて、「記事が存在しません」と表示されていれば全ての記事のインデックス解除は完了です。
noindexタグについては下記の記事もご参考になさってみてください。
noindexタグとは何?noindexタグの書き方は?・こんな疑問に答えます。 ✅本記事の内容・noindexタグとは・noindexタグの書き方・noindexタグの注意点 この記事を読むことにより、noindexと …

以前のサイトはnoindexし忘れたため、長らく表示されてしまい恥ずかしい限りでした…
すぐに検索結果から消したいなら、Googleにページ削除を申請する
※まだサーチコンソール設定済でない場合は「WordPressのGoogleサーチコンソール設定方法」という記事をご参照ください。
もしすぐに検索結果からブログサイトの表示を消したいなら、次の方法でページ表示削除(6カ月間)の申請ができます。GoogleだけでなくYahooの検索結果にも反映されるので便利です。
Googleサーチコンソールにログイン→①画面左上の[▼]ボタンをクリックし削除対象サイトを選択→②「削除」メニューを選択→③『新しいリクエスト』をクリック。

すると下の画面になります。今回はブログサイトの閉鎖なので、「URLを一時的に削除するタブ」→「https://○○○.○○○」とサイトURLを入力→『このプレフィックスで始まるURLを全て削除』を選択→「次へ」をクリック

これで申請後~6カ月は検索結果から表示が消えます。この間にクローラーが巡回していればnoindex情報が更新されて、完全に検索結果からサイトを消すことができます。
Bingからの検索インデックス削除もお忘れなく
すぐに検索結果からブログを消したい場合には、日本の検索エンジンシェア3位のBingにもインデックス削除の申請をしましょう。
Bingウェブマスターツールを開き、GoogleアカウントでログインするとGoogleサーチコンソール登録済のサイトなら、すぐにインデックス削除新弟子できます。
サイトダッシュボード左側の「自分のサイト設定」→「URLのブロック」をクリックし、「ディレクトリ」を選択してサイトURLを入力します。
「URLおよびキャッシュのブロック」ボタンをクリックすると、Bingの検索結果から3か月間は記事が消えます。

Bingも3カ月の間にクローラがサイトを訪れることにより、完全に記事が削除されます。
ステップ2:WordPressブログの削除

ブログ閉鎖のためのnoindexが終わったら、次はワードプレスの削除です。
ステップ1から数日後に「site:あなたのサイトURL」と検索して「記事が存在しません」と表示されていることが確認できたら、WordPressブログを削除していきましょう。
使用している各サーバーのヘルプを参照しながら、WordPressブログを削除していきます。
基本的には下記の流れです。
- サーバー管理画面で「削除対象のドメイン」を選択
- MySQL情報をメモしておく
- WordPressをサーバーから削除する
サーバーの管理画面や手順は随時変わっていくため、使用サーバーのヘルプを見ながら進めると安心です。
次のステップでMySQL(データベース)の削除もするのでMySQL情報のメモもしておきましょう。
MySQL(データベース)の削除
ブログ閉鎖後は不要になるMySQLも削除していきます。

複数のブログを運営をしている場合は、運営を続けるサイトのMySQLを消してしまわないように注意しましょう。
MySQL削除の方法も各サーバーヘルプに詳しくのっているので、気をつけて進めましょう。
FTPソフトのフォルダ削除
FTPソフトを使っていた場合は、今後不要となるFTPソフトのフォルダを削除しましょう。
FTPツールによって多少違いがありますが、ブログ閉鎖するドメイン名のついたフォルダを削除します。
ステップ3:ドメインを削除する

WordPressの削除が完了したらドメインをサーバーから削除していきましょう。
各サーバーのヘルプで注意事項を参照しながら、何が削除されるか注意事項を読んだ上で実行するようにしましょう。
ドメイン解約も忘れないようにしよう
サーバーから削除したドメインの契約は忘れずに解約しておきましょう。
※停止をしても契約が切れる日までは使用できます。

以前のサイトでは解消し忘れていたため自動更新で不要な出費となり反省しています。
ステップ4:サーバーの解約

名残惜しいですがサーバーを、各サーバーの解約(停止)手順に沿って解約していきましょう。
※停止をしても契約が切れる日までは使用できます。
私はロリポップを解約しましたがサイトのヘルプ通りに進めることで簡単に解約完了しました。
ステップ5:各種ツールを削除する

最後にGoogleアナリティックスとサーチコンソール、アドセンス、Bingのウェブマスターツールなどを削除していきましょう。
Googleアナリティックス削除
左下の「管理」メニュー選択→「プロパティ」が削除するブログになっていることを確認→「ビュー設定」→削除するブログのURLを記入→「ゴミ箱に移動」をクリック。
引き続いて左下の「管理」メニューから「プロパティ設定」→プロパティが閉鎖するブログか確認→「ゴミ箱に移動」をクリックしてプロパティも削除します。

35日以内だったら復元可能です。
サーチコンソール削除
画面左の「設定」メニュー選択→削除するプロパティが選択されていることを確認→「プロパティを削除」をクリックで完了です。

サーチコンソールはいつでも登録し直せます。
アドセンス停止
画面左上の「三」マークをクリックして「サイト」メニューを選択→停止したいサイト名の右側「V」を押下→「削除」をクリックで終了です。
※Googleツールはより使いやすいように随時変更されていきます。このため説明が違っていた場合は、ヘルプで確認してみてください。
Bingウェブマスターツール削除
Bingもヘルプを参照しながら削除するのが安心です。
私はアカウント名をクリックすると出てくる「アカウントを削除」から削除しました。
検索順位チェックツールなど
検索順位チェックツールの他、ブログ運営で導入していたツールの支払い契約も忘れずにストップしておきましょう。
ブログ閉鎖後の手順を誤るとどうなる?
結果としてドメイン解除とサーバー契約解除を終えた後に、検索結果から消えていました。
このため、急いで検索結果から消さなくてもいいという方は、費用の発生するサーバー代やドメイン代、ツール代の契約解消だけは忘れずに行っておけば大丈夫です。
私が以前運営していたブログサイトは、今回ご紹介したステップを踏まずに放置してたため、長いコト検索結果に表示されてしまい恥ずかしい思いをすることになりました。
「今スグにも消したい!」という方は上記5ステップでブログ閉鎖がおススメです。
ブログを閉鎖(削除)する手順まとめ
ブログ閉鎖の手順をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
- 全ての記事をnoindexする
- WordPressブログの削除
- ドメインの削除
- サーバーの停止
- 各種ツールの解約
今回は以上です。

手のケガや資格試験、引っ越し、今後のフリーランス業務も念頭にブログ削除について調べてみました。ご参考になさってみてください。
最後までご覧になっていただきありがとうございました。