Googleアドセンス広告の位置おすすめを解説

アドセンス広告を貼る位置や種類について知りたい。

こんな疑問に答えます。

本記事の内容
・Googleアドセンスの仕組み
・アドセンス広告の種類
・アドセンスの広告ユニット
・アドセンス広告お勧め位置

イルカ

この記事を書いている私は、もと海の技術者です。いまは自然豊かな田舎で暮らしながらブログを書いています。

ブログ初心者でもGoogleアドセンスで効果が出やすい広告位置や、広告の種類についてご紹介していきます。

Googleアドセンスの種類や広告配置にお悩みの方は、最後までご覧になってみてください。

Googleアドセンス広告の仕組みとは

Googleアドセンスの仕組みは下図のとおりで、ブログサイトの内容に関連した広告が自動で表示されます。

広告主→(広告代理店)→Google AdWords→Google AdSense→ブロガー→読者さん→広告主→…の循環をとおして、ブロガーに報酬が入ります。

Googleアドセンスの報酬タイプ

アドセンスの主な報酬には2種類あります。クリック単価(クリックされると報酬発生)とインプレッション単価(閲覧されると報酬発生)です。

この他、「エンゲージメント単価」「アクティブビューのインプレッション単価」もありますが報酬額はわずかです。

Googleアドセンス広告の種類

Googleアドセンスでは「レスポンシブ広告」と「ネイティブ広告」という広告業界の用語が頻繁にでてくるので、最初にご紹介しておきます。

  • レスポンシブ広告

    各デバイスの表示サイズや縦横向きに合わせて自動的に表示をカスタマイしてくれる広告

  • ネイティブ広告
    コンテンツ記事一覧に自然と溶け込んで表示される広告

Googleアドセンス広告の種類は2つ

広告掲載の種類は「自動広告」と「広告ユニット」の2タイプがあります。

Googleアドセンス広告の種類
  • 自動広告

    サイト内に自動で広告を配置してくれる。

  • 広告ユニット
    配置場所や広告タイプを自分で工夫できる。

自動広告は初心者向きで、「アンカー広告」や「モバイル全画面広告」、「ページに表示する広告の数」等の設定も可能です。

広告ユニットは収益化を自分でコントロールでき、次の4タイプがあります。

Googleアドセンスの広告ユニット

基本的な広告ユニットの設定手順を解説していきます。

メニューの「広告」→「広告ユニットごと」を順にクリックすると下の広告ユニット選択画面になります。

上に表示されている4種類の広告タイプを、順に見ていきます。

1 : ディスプレイ広告

「ディスプレイ広告」作成するには、上図の赤枠内をクリックします。

サイト内のどの位置でも表示できる万能で実用的な広告で、以下がディスプレイ広告サンプルです。

「記事上」「サイド」「記事下」にアドセンス広告を位置させる時によく使用します。

2 : インフィード広告

「インフィード広告」は、サイトのデザインに合わせてカスタマイズできるネイティブ広告です。

アドセンス広告の表示位置はブログ記事一覧内で、クリック率が比較的高い広告タイプです。

作成方法には2つあり、手軽で簡単なのはサイト内のデザインに合わせてGoogleが自動作成する方法です。手動で設定することも可能です。

3 : 記事内広告

「記事内広告」は、アドセンス広告の表示位置が記事の段落と段落の間のネイティブ広告です。

実際に読者のデバイス画面で広告が表示される可能性が高い場所や目次上に配置します。

4 : 検索エンジン広告

「検索エンジン広告」では、検索結果の位置にアドセンス広告が掲載されます。

検索エンジンの検索範囲は、Web全体か特定のサイトのみにするかを選択可能です。

Googleアドセンス広告の位置【おすすめ3箇所】

マネタイズ向きのアドセンス広告の位置をご紹介します。

ページCTR(=クリック率/PV数)が高いのは以下3か所です。

  1. 記事タイトル下
  2. 目次上
  3. 記事下

記事タイトル下」は、最も読者が目にするため、クリック数と表示回数が多い位置です。

目次上」も記事タイトル下と同様にクリック数と表示回数が多い傾向にあります。

記事下」は記事を読み終えて行動を起こす箇所のため、クリック率が高い配置といえます。

目次上にアドセンスを配置する方法

 アドセンス広告の配置位置で一番のおすすめは「目次上」に「記事内広告」です。

目次上にアドセンスを貼る方法は、WordPresダッシュボードから「外観」→「テーマエディター」でfunction.phpを開き、下記コードを貼り付ければOKです。

※「/// アドセンスコードを貼り付け箇所 ///」と書かれた位置にアドセンスのコードをペーストします。

function add_ads_before_toc($the_content) {
if (is_single()) {
$ads = <<< EOF

/// アドセンスコードを貼り付け箇所 ///

<div style="clear:both"></div>
EOF;
	$h2 = '/^.+?<\/h2>$/im';

	if ( preg_match_all( $h2, $the_content, $h2s )) {
		if ( $h2s[0] ) {
			if ( $h2s[0][0] ) {
				$the_content  = str_replace($h2s[0][0], $ads.$h2s[0][0], $the_content);
			}

		}
	}
}
return $the_content;
}
add_filter('the_content','add_ads_before_toc');
イルカ

コードを変更する前には念のためバックアップを取っておきましょう。

Googleアドセンス広告の位置に困ったら自動広告もあり

今回ご紹介したアドセンス広告に適した配置位置は「記事タイトル下」「目次上」「記事下」で、一番のおすすめは「目次上」の『記事内広告』でした。

しかしGoogleアドセンス広告を貼る作業や配置に困った時には、自動広告もありです。なぜなら機械学習によって最も収益の上がる個所に広告を表示してくれるからです。

Googleアドセンスでさっそくマネタイズを始めてみましょう。