
Googleアドセンスの審査にパスする方法が知りたい。
こんな疑問に答える記事となっています。
✅本記事の内容
・Googleアドセンスの審査とは
・審査に通りやすいブログの特徴
・規約を遵守しよう
・アドセンス審査の申請方法
・審査に落ちた時の確認事項

この記事を書いている私は、もと海の技術者です。
いまは自然豊かな田舎で暮らしながらブログを書いています。
読者さんに最適化された広告を自動配信してくれるGoogleアドセンスは、ブログ初心者が収益化に取り組みやすい方法です。
今回はアドセンス審査に合格するためのポイントと、残念ながら落ちた時の対処方法についてご紹介していきます。Adsenseでマネタイズを考えている人は最後までご覧になってみてください。
Googleアドセンスの審査とは

Googleアドセンスの審査目的は、広告主にとって安心して広告掲載できるサイトであるかを確認することです。
審査基準は年々厳しくなってきていると言われていますが、行うべきことは1つです。
それは、Googleの理念に基づき「読者さんに有益な記事を書くこと」につきます。
Googleアドセンスの審査前に準備しておくべきこと
Googleアドセンスを始めるには、登録するブログが必須です。おすすめはアドセンスと相性のいいWordPressです。
なぜなら、WordPressはアドセンスを自由に掲載できるカスタマイズ性と収益性の高さがあるからです。
- レンタルサーバー契約
- 独自ドメイン取得
- WordPressインストール
- 記事を10本以上公開する
上記1~3のステップでブログを開設し、記事を作成してから審査を受けることになります。
ブログの開設方法は、下記の記事で詳しく解説しています。
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Googleアドセンス審査の期間
アドセンス審査に必要な期間は、審査基準に基づいて順位づけられています。
具体的には短期、中期、長期に分かれており、1日~数か月と審査時間に違いが出てきます。
審査基準の目安について次にご紹介していきます。
Googleアドセンスの審査に通りやすいブログの特徴

Googleアドセンス審査をパスする1つの目安は、下記のとおりです。
- ジャンルが1~3個に絞られたブログ
- 読者ターゲットが明確
- 記事数は20以上
- 文字数は1記事2,000文字以上
- アドセンス規約を遵守している
広告主の立場としては、ジャンル特化している方が「広告を掲載したい」と思われるため、読者ターゲットが分かりやすいサイトの方が審査に通りやすいといえます。

もちろん、前述のとおりGoogleの理念に沿って「ユーザーに役立つ情報が書かれていること」が重要です。
ブログ記事は、過去の自分の趣味や経験をいかせることをテーマにすると書きやすくておすすめです。
ただしニッチすぎる内容だとターゲットが少なくなるので見極めが必要です。
Googleアドセンス審査の規約を遵守しよう

アドセンス審査に通りにくいのは、Googleが公表している規約に違反しているブログです。
「禁止コンテンツ」「アドセンスの配置」に関してルール違反することのないよう気を付けていきましょう。

申請する前だけでなく申請後も気を付けましょう。
Googleアドセンスの禁止コンテンツ
下記を含むとアドセンス審査は通りません。
詳細な内容は「Google サイト運営者 / パブリッシャー向けポリシー」を確認してみてください。
・違法なコンテンツ
Google サイト運営者 / パブリッシャー向けポリシー
・知的財産権の侵害
・絶滅危惧種から作られた製品の販売を促進するコンテンツ
・危険または中傷的なコンテンツ
・不正行為を助長する商品やサービス
・不適切な表示に関連するコンテンツ
・悪質なソフトウェアまたは望ましくないソフトウェア
・露骨な性的描写を含むコンテンツ
・国際結婚の斡旋
・家族向けコンテンツに含まれる成人向けのテーマ
・児童の性的虐待と性的搾取
上記のような禁止コンテンツの利用は避けましょう。
Googleアドセンス禁止の広告表示
次は、禁止されているアドセンス広告の表示方法です。
詳細な内容はGoogleの「広告掲載に関するポリシー」に記載されています。
無事に審査をパスした後に気をつけるべき内容です。
誤クリックの回避
・誤クリックの誘導
・広告の不自然なアピール
・誤解を招く見出しの下での広告配置
・スクロールしなければ見えない位置にコンテンツを配置したサイト レイアウト
・画像と広告の並列配置
・広告フォーマットに似せたコンテンツ
・報酬の提供
・広告と Flash ゲームの間隔適切な広告配置
広告掲載に関するポリシー
・価値の高い広告枠
・自動更新広告
・手続き完了ページ、離脱ページ、ログインページ、エラーページでの広告掲載
・動的なコンテンツが主な要素となっているページやサイトでの広告掲載
・メールでの広告掲載
・ソフトウェア アプリケーションでの広告掲載
・別ウィンドウでの広告掲載
・ポップアップ / ポップアンダー ウィンドウでの広告掲載
・ポップアップまたはポップアンダーを表示するサイトでの広告掲載
・Google が評価できないコンテンツでの広告掲載
・他のサイト運営者様と同じページやサイトでの広告掲載
・ホスト型サイト(Blogger など)での広告掲載
・ページに第三者のサイトを表示
規約をしっかり遵守していきましょう。
Googleアドセンス審査の申請方法

アドセンス審査の登録手順は7つです。
- Googleアカウント取得・ログイン
- アドセンスのアカウント作成
- お客様情報の入力
- 電話番号の確認と認証
- ブログをアドセンスにリンク
- 申請完了
1つずつ解説していきます。
1 : Googleアカウントを取得・ログインする
まずはGoogleアカウントを取得してログインしましょう。
なぜなら、Googleアドセンスは、ブログに紐づけられたGoogleアカウントがないと申請できないからです。
既にアカウントを持っている人は、ログインを済ませて次の手順に進みましょう。
Googleアカウントは下記のリンクから作成可能です。
2 : アドセンスのアカウント作成
Googleアドセンスのアカウントを作成するために、アドセンス公式HPへアクセスしましょう。
下記の順にステップを踏めばアカウント作成は完了です。
- 下記を入力
– 審査用のブログURL
– ブログと紐づけたいメールアドレス
※Adsense情報受け取りは任意 - 確認して次へをクリック
- 国または地域で日本を選択
- 利用規約を確認しチェック
- アカウント作成をクリック
3 : お客様情報の入力
「名前と住所」「電話番号(任意)」を記入して送信しましょう。
郵便番号を入力すれば、郵便番号に基づく住所情報は自動で表示されます。
※Googleアドセンス報酬を受け取るために、住所情報が必要となっています。
4 : 電話番号の確認と認証
下記のとおり電話番号を入力して、本人確認のための「確認コード」をSMSで受け取りましょう。
+81 -『あなたの電話番号の最初の0を抜いた番号』
「確認コード」を受け取ったら入力・送信すると、Googleアドセンスでの本人確認は完了です。
※本手順がスキップされても、気にせず進んで大丈夫です。
5 : ブログをアドセンスにリンク
続いて、ブログとGoogleアドセンスを紐付けましょう。
なぜなら、この作業でアドセンスのコードをWordPress内に貼り付けて初めて、Googleはあなたのブログを審査できるようになるからです。
まずはAdsenseの画面に表示されている「コードをコピー」をクリック。
次にWordPressの管理画面から「外観」→「テーマの編集」をクリックして、「テーマヘッダー(header.php)」をクリックし、HTMLの<head>タグと</headタグ>の間に、先ほどコピーしたコードを貼り付け挿入します。

貼り付けたら「ファイルを更新」を忘れずにクリックします。
Adsenseのページに戻って「サイトにコードを貼り付けました」にチェックしましょう。
無事にブログがGoogleアドセンスと紐付けられたら『コードが見つかりました』と表示が出ます。
6 : 申請完了
審査結果のメールは、数日~数か月後に届きます。

上記のようなメールがくれば合格です。
Googleアドセンス審査に落ちた時の確認事項

もしGoogleアドセンス審査に落ちてしまった時には次のポイントを確認してみてください。
1 : 記事数
アドセンス審査に落ちた場合、再審査が厳しくなる可能性もあるので、申請前に20記事は書いておくと安心です。
10記事未満で審査にパスする人もいますが、Googleに継続してブログ運営できることをアピールする意味でも多めに書いておきましょう。
2 : 文字数
文字数が少ない場合はGoogleアドセンス審査に合格しにくいです。2,000文字を目安にユーザーに有益な記事を書いていきましょう。
文字数を増やすときは、誤字・脱字にも気をつけましょう。
なぜなら読者さんだけでなくGoogleからの評価も下がってしまうからです。
3 : アフィリエイトリンク
申請時にはアフィリエイトリンクは貼らないようにしましょう。
なぜなら、他の広告があるとアドセンス広告がクリックされる確率が減ると判断されるためです。
同じ理由で記事内に「企業名」が入っている場合は、可能な限り申請前に消しておきましょう。
4 : 画像
インターネット上の画像には著作権が付与されている場合があるので、フリー素材を使用しましょう。
おすすめは一度に複数の無料素材サイトを検索できる『O-DAN』です。
また暴力的であったり過度に性的な写真の使用は控えましょう。
5 : 運営者情報
運営者情報がない場合は、ブログサイトに載せておきましょう。
理由は、近年Googleが重視しているEATにおける「信頼性」を左右する情報だからです。
同じくお問い合わせフォームがない場合も「信頼性」につながるため、「Contact Form 7」プラグインまたは「Google Form」で作成してきましょう。

「プライバシーポリシーの書き方」を参考に、この機会にプライバシーポリシーも設置しておきましょう。無くてもアドセンス審査に通った事例が多いですが、アドセンス広告を設置するときに必要な情報となります。
まとめ:Googleアドセンス審査前の確認事項
最後に、Googleアドセンス審査前に下記の事項を満たしているか確認して合格の可能性を上げていきましょう。
- 規約を遵守している
- 読者ターゲットが明確
- 記事数が20以上ある
- 1記事の文字数は2,000文字以上
- 画像の著作権侵害はない
- アフィリエイトリンクはない
- 運営者情報を設置済み
- お問い合わせフォームを設置済み
- プライバシーポリシーを設置済み
Googleアドセンス審査に合格したら、検索ユーザーの悩みを解決できる記事を作成しアドセンス収益化を進めていきましょう。
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